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AGA治療に用いる成長因子「アセチルデカペプチド-3(リジュリン)」について解説

AGA治療で用いられる成長因子の1つ、アセチルデカペプチド-3(リジュリン)について解説していきます。

多くの抗シワ化粧品の含有成分であるアセチルデカペプチド-3(リジュリン)は、女性の方が聞き馴染みあるかもしれません。

アセチルデカペプチド-3(リジュリン)とは?

英語表記:acetyl decapeptide-3

育毛に取り組む上で、髪の毛が生えている頭皮の保湿し、状態を整えることは重要なことです。そこで注目したいのが「成長因子」というものです。成長因子には様々な種類がありますが、肌の内部の細胞を活発にしてくれる働きをしてくれるのがFGF(線維芽細胞増殖因子)というものです。

アセチルデカペプチド-3(リジュリン)は、育毛において重要なFGFです。アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、スレオニン、セリン、チロシン、トリプトファンから成るペプチドと酢酸が結合した成分で、メチオニンやグルタミン酸のように間接的に育毛に関わるのでなくもっと直接的・積極的に関わってくれます。

アセチルデカペプチド-3には皮膚の繊維芽細胞を活性化する作用があり、乱れたターンオーバーを整えてくれます。角質内のコラーゲンやエラスチンなどの成分を補修・生成を促し働きを助けてくれる他、頭皮の血行を促進してくれます。このため、髪が生えやすい頭皮の状態に整えてくれるのです。

アセチルデカペプチド-3(リジュライン)

FGF(線維芽細胞増殖因子)様ペプチド物質で、10個(デカ)のアミノ酸からなるペプチドである。新しい皮膚細胞を活性化させる役割があり、シワを防止・低減する。エラスチンとコラーゲンの生成を促進させ、皮膚の活動を正常化する働きがあり、ストレス・加齢などによるターンオーバーの乱れを正常化する。抗シワ化粧品に使用される。

化粧品成分用語事典2012 – 9p

育毛を目指す上では、髪に良い成分を与えるだけでなく、頭皮に良い成分を与えることも重要です。育毛剤やサプリを取り入れる場合は、アセチルデカペプチド-3(リジュリン)は配合されているかどうかということに着目してみるのも良いかもしれません。

アセチルデカペプチド-3(リジュリン)のおもな働きと作用について

アンチエイジングに欠かせない要因はハリのある肌やメイクだけではありません。髪も同じように年齢を表す大きなポイントになっています。

アセチルデカペプチド-3(リジュリン)は成長因子の一つで、保湿剤や保潤剤として化粧品などにも使われる成分です。皮膚コンディショニング剤としても知られ、肌の内側から細胞を活性化させターンオーバーを正常化させる働きがあります。

私たちの肌の潤いやハリに大きく関係しているコラーゲンやエラスチンは、肌の角質内に点在しています。それらをアセチルデカペプチド-3(リジュリン)が補修、または増幅を促すことによって保湿効果につながります。

また、頭皮に対しても有効に働くことが期待されています。毛髪は毛根から毛細血管を通して栄養分を補給して健康な強い髪へと育てられています。そのため毛細血管の拡張作用があり、頭皮の血流を促す効果のあるアセチルデカペプチド-3(リジュリン)が作用して栄養補給の促進へとつながります。栄養補給が促進されるということは、より健康な髪が増え、薄毛や頭皮環境の改善に役立つことにつながります。

頭皮環境や薄毛に悩む人はアセチルデカペプチド-3(リジュリン)が有効に働きますので、この成分が配合されたシャンプーや育毛剤などを使ってみるとよいでしょう。

アセチルデカペプチド-3(リジュリン)の髪に対しての効果

頭皮の状態が通常の健康状態ではないと、様々な機能障害が表れることが知られています。頭皮の状態で特に顕著に症状が見られるものが、日本人成人男性の3人に1人が発症しているAGAであることが多いです。

AGAは一般に毛髪の発育サイクルに支障をきたすことによって起こります。(詳細:AGAとは?原因や仕組み、男性ホルモンと薄毛の関連性を解説)頭髪は、成長期から休止期を経て後退期へと進みます。加齢や仕事や私生活でのストレスの蓄積又は不健康な食生活や極度の睡眠不足などから、ふさふさな髪に最も重要な成長期が短くなってしまうことがAGAの特徴です。

ヘアサイクル(毛周期)

成長しないことで毛髪がどんどん減少し、頭皮の地肌が見えるまでになってしまうと、更にそれがストレスとなって更なる発育不良に繋がることもあります。一度出来た負のサイクルからは、なかなか抜け出すことは困難です。

マッサージなどの簡単なケアで毛細血管を刺激し、頭皮環境を正常に近づけることも可能ですが、この方法は即効性が少ないため手間や時間がかかると言う欠点があります。そこで、効率的に頭皮環境を整える方法として、アセチルデカペプチド-3(リジュリン)を使用することが挙げられます。

アセチルデカペプチド-3(リジュリン)は頭皮の保湿効果を高めることなどにより、繊維芽細胞を効率よく成長させる効果が期待できる、AGAの対策に優れた対策法です。



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斎藤 裕
斎藤 裕
AGA-DASH編集部ライター。26歳を過ぎて薄毛が気になり10年近く髪の悩みで試行錯誤した経験を元に記事を執筆しています。