AGA治療は健康保険が適用されない自由診療なので、一般の病院とは異なり、病院で治療の費用を自由に設定できてしまいます。その為、自由診療に関しては、AGAに限らず美容整形など患者の治療や満足度よりも、ただ自分たちがお金を儲けるために運営されている病院が沢山あります。そんな要注意病院を口コミ情報からしっかりと把握する為の3つのポイントを紹介していきます。
ポイント１：根拠がなくオリジナルAGA治療薬が高い
AGA治療において有効な内服薬は「フィナステリド」「ミノキシジル」「デュタステリド」です。ジェネリック医薬品として薬の商品名が変わることはありますが、有効成分としてはこの3つです。その為、オリジナルのAGA治療薬は厳密には存在しません。しかし、オリジナルの薬としてよくあるのは、独自配合で「フィナステリド」「ミノキシジル」を配合するケース、本来のフィナステリドにビタミンなどを添付するケースです。これらは主成分の「フィナステリド」「ミノキシジル」にプラスアルファで多少の成分を添付をしているだけなので、発毛効果が大幅にUPするかというと別問題です。「フィナステリド」であれば１ヵ月分7,000円前後が相場、「ミノキシジル」であれば１カ月10,000円前後が相場なので、オリジナル治療薬と称して月20,000円以上請求してくる病院には要注意です。こういた薬の詳細情報も、カウンセリング時に聞いている人もいるかもしれませんので、口コミから判断することも可能です。
ポイント2：スタッフや医師の態度が悪い
AGA治療において、薄毛の進行を止めて発毛させるのが目的ですが、その為にも半年から1年前後通院することになります。そこでスタッフや医師の態度が悪いというのは、通院する上での大きな障害になりますし、何よりストレスに感じます。こういった態度や接客のレベルも病院の口コミから測ることが出来ます。態度が悪いということは、病院の仕事において患者の気持ちよりも、自分がやりたいように仕事したいという心の現れともいえるでしょう。そういった態度が悪いスタッフや医師に自分の人生を預けることは出来ないと思いますので、こういったスタッフや医師の態度が悪い。。。という情報が多い病院は要注意です。
ポイント3：問診票で年収を書かされる
AGAの治療に限らず、病院での治療というものは、症状や原因に合わせて適切な治療を行うもので、患者の年収や収入に応じて治療をするわけではありません。そう考えると、患者に年収を書かせるクリニックはかなり不信であることは間違いありません。実際にカウンセリングにいった人の口コミを参考にすると、病院によっては「問診票に年収を書く欄があった」「年収の欄を空白にして出したら書かされた」などの情報を把握することが出来ますので、この点には注意して、「年収を書かせる」という口コミがある病院は要注意です。
ホームページの治療費と実際の請求額が違う
例えば家電屋のホームページに「店頭で購入すると4Kテレビが1000円」と書いてあって、いざ足を運ぶと「4Kテレビが1000円ですが、専用のケーブルが100,000円なので合計100,900円のお会計です。」なんて話が実際にあったら、SNSで大炎上します。しかし、実はAGA病院にはこういうHPのキャンペーン価格と実際にカウンセリングに行って提示される治療費用の見積もりが違うケースが横行しています。これもAGA治療が自由診療の為、価格設定が曖昧であることの副産物といえるでしょう。普通に考えて、公開している値段と実際の費用が同じという、当たり前のことが出来ていない病院は要注意です。
